
N-BOXのワイパーを動かすと「キキキ」「ビビビ」といった音が出て気になっている方は多いのではないでしょうか。
n box ワイパー うるさいと感じる原因のほとんどはワイパーのビビリ音で、ゴムの劣化や取り付けの問題が原因のことが多いです。
この記事では、N-BOXのワイパー音がうるさい原因と、ビビリ音・ガタガタ音の直し方を解説します。
シリコンスプレーの活用法やワイパー交換の目安、おすすめのビビリ止めアイテムも合わせてまとめましたので参考にしてください。
N-BOXのワイパーがうるさい原因と種類
ワイパーの音がうるさいと感じる場合、音の種類によって原因が異なります。ビビリ音・ガタガタ音・モーター音それぞれの特徴を整理していきます。
ワイパーのビビリ音が出る仕組みと原因
ワイパーのビビリ音とは、ワイパーがフロントガラス上をスムーズに滑らず、細かく震えながら動くことで発生する「キキキ」「ビビビ」という音です。
ビビリ音が発生する主な原因は次のとおりです。
ワイパーゴムの劣化が最も多い原因です。ゴムは紫外線・熱・雨水などの影響で硬化・ひび割れが進み、ガラス面に均一に接触できなくなります。
ゴムが均一に当たらないと、ワイパーが動くたびに引っかかりが生じてビビリ音が発生します。
ワイパーゴムやガラス面の汚れ・油膜も原因になります。ガラス面に油膜が付いていると、ワイパーが滑らず引っかかるためビビリ音が出やすくなります。
ワイパーブレードの取り付け角度や圧力のズレも原因のひとつです。ワイパーブレードがガラスに均一な角度で当たっていないと、特定の箇所で引っかかりが生じます。
新品ワイパーの初期なじみ不足もあります。交換直後はゴムとガラスの相性が出やすく、最初はビビリ音が出ることがあります。
ビビリ音は視界の安全にも影響するため、早めの対処をおすすめします。
ワイパーモーター音がうるさい場合
ワイパーゴムの音ではなく、「ウィーン」「ゴー」といったモーター駆動音が気になる場合は、ワイパーモーターまたはリンク機構の問題が考えられます。
ワイパーモーターは通常、作動中にある程度の動作音を発しますが、以下のような場合は異常の可能性があります。
急に音が大きくなった場合はモーター内部の摩耗や、グリス切れによる摩擦増大が原因のことがあります。
「ガタガタ」「ガリガリ」という音が加わった場合は、ワイパーリンク機構(アームを動かす連結部品)のガタつきや摩耗が考えられます。
ワイパーの動きが不規則になった場合もモーターやリンク機構の劣化を疑います。
ワイパーモーターやリンク機構の修理は、専門的な作業が必要なため、ディーラーまたは整備工場への相談をおすすめします。
なお、ワイパーゴム交換で解決できる問題かモーター系の問題かを切り分けるには、まずゴム交換を試してみるのが効率的です。
jf3型でワイパー作動時にビビリ音が出る
JF3型N-BOX(2017〜2023年)でワイパーのビビリ音が出るという報告が一定数あります。
JF3型のフロントガラスの形状・曲率が変更されたことにより、ワイパーブレードとガラスの接触角度が微妙にシビアになったという指摘があります。
純正ワイパーは車種専用に設計されているため本来はフィットするはずですが、ゴムが劣化してくると接触角度のズレが音として現れやすくなります。
JF3型でビビリ音が出ている場合の確認事項を整理します。
・ワイパーゴムの交換時期の確認(半年〜1年が目安)
・フロントガラスの油膜除去(専用クリーナーで洗浄)
・ワイパーアームの取り付け角度の確認(ディーラーで調整可)
・ワイパーブレードの種類をフラットタイプに変更する検討
JF3型に対応した適合ワイパーを選ぶことも重要で、車種・年式に適合した製品を選んでください。
カー用品店やオートバックス等では、車種を入力するだけで適合ワイパーを案内してもらえます。
ワイパーを変えたのに音がする場合
新品に交換したのにビビリ音が続く場合、ワイパー以外の問題が原因になっていることが多いです。
最も多いのがフロントガラスの油膜です。油膜が残ったままワイパーを交換しても、油膜のせいでビビリ音は改善しません。
市販の油膜取りクリーナーやガラス系コーティング剤でガラス面を処理することで改善するケースが多いです。
ワイパーブレードの取り付けが正しくない場合もあります。フック形状には複数の種類があり、アダプターの取り付けが不完全だとガタつきが生じます。
ワイパーアームの圧力(押し付ける力)が弱まっているケースもあります。アームのスプリングが劣化すると適切な押し付け力がなくなり、ビビリ音が出やすくなります。
アームの浮き・歪みが疑われる場合はディーラーでの点検をおすすめします。
新品ゴムの初期馴染みの問題もあります。交換直後は1〜2週間程度でゴムがガラス面に馴染み、音が落ち着くことがあります。
ワイパーのガタガタ音の直し方
「ガタガタ」という音がワイパー動作中に出る場合は、ビビリ音とは異なる原因が考えられます。
ワイパーブレードの接続部のガタつきが原因の場合は、ブレードをアームから外して取り付け直すことで改善することがあります。
ブレードとアームの接続部にわずかなガタがあると、動作中に「ガタガタ」という音が出ます。接続部の確認と取り付け直しは自分でできる簡単な作業です。
ワイパーアームのガタつきが原因の場合は、アーム根本のナット緩みが原因のことがあります。ナットを締め直すことで改善することがありますが、過度に締めすぎないよう注意が必要です。
ワイパーリンク機構のガタが原因の場合は、リンク機構の接続部の摩耗が考えられます。この場合は整備工場での部品交換が必要になります。
ガタガタ音が続く場合は安全に関わるため、早めにディーラーまたは整備工場で点検してもらうことをおすすめします。
ビビリ音が直らないときの対処法
ゴム交換・油膜除去・シリコンスプレーを試しても改善しない場合、以下の対処法を検討してください。
ワイパーブレードのタイプを変えるのが効果的です。標準的な骨格タイプからフラット(フレームレス)タイプに変えることで、ガラスへの接触が均一になりビビリ音が改善するケースがあります。
フラットタイプはガラスへの密着性が高く、ビビリ音が出にくいという評判があります。
ウォッシャー液の補充・交換も試してみてください。ウォッシャー液は潤滑効果があり、適量を使用することでワイパーの動作がスムーズになることがあります。
ワイパーアームの角度調整はディーラーに依頼することで適切な押し付け角度に戻すことができます。
上記をすべて試しても改善しない場合は、ディーラーに相談して専門的な診断を受けることをおすすめします。
N-BOXのワイパーがうるさいときの解決策
ワイパー音の改善に役立つ具体的な解決策をご紹介します。手軽にできるものから、交換・メンテナンスまで順に解説します。
ワイパービビリ止めにおすすめのアイテム
ワイパーのビビリ音対策に使えるアイテムをご紹介します。
シリコン系ワイパービビリ止めスプレーは、ワイパーゴムに直接塗布することでゴムの滑りをよくし、ビビリ音を軽減します。カー用品店で数百円〜1,500円程度で手に入れられます。
ガラスコーティング剤(撥水タイプ)は、フロントガラスに施工することでワイパーの滑りを改善します。油膜除去と撥水コーティングを同時に行えるタイプもあり、ビビリ音防止に効果的です。
油膜取り専用クリーナーは、ガラス面の油膜を除去するためのアイテムです。ビビリ音の多くは油膜が原因のため、まず油膜取りを試してみることをおすすめします。
フラットタイプのワイパーブレードは、均一なガラス接触によりビビリ音が出にくいと評判のタイプです。N-BOX適合品を選んで交換することで改善するケースがあります。
これらのアイテムはカー用品店やAmazon等の通販でも入手できます。まず手軽なシリコンスプレーや油膜取りから試してみることをおすすめします。
シリコンスプレーでビビリ音を解消する方法
シリコンスプレーを使ってワイパーのビビリ音を軽減する方法を解説します。
シリコンスプレーはシリコーンオイルを主成分としたスプレーで、ゴム製品の保護・滑り改善に広く使われています。
ワイパーのビビリ音対策に使う場合の手順は次のとおりです。
まず、フロントガラスを清潔に保つことが前提です。ガラス面の砂・汚れを水で洗い流してから作業を行います。
次に、ワイパーゴムにシリコンスプレーを塗布します。ゴムの表面(ガラスと接触する面)に軽くスプレーし、ゴム全体に均一に広げます。
塗布後は1〜2分待ってからワイパーを動かして確認します。最初の数回は音が出ることがありますが、なじんでくると改善することが多いです。
注意点として、シリコンスプレーをガラス面に直接付けないようにしてください。ガラスが滑りやすくなり、視界に影響することがあります。
シリコンスプレーによる改善効果は一時的なもので、定期的な再塗布が必要です。根本的な改善にはワイパーゴムの交換が最も確実です。
ホンダN-BOXのワイパー交換の目安と選び方
N-BOXのワイパー交換目安と、適合品の選び方を解説します。
ワイパーゴムの交換目安は6ヶ月〜1年が一般的です。特に日差しが強い季節の後や、雨が多い時期の後はゴムの劣化が早まります。
ゴムの状態で交換時期を判断する目安として、ゴムにひび割れや硬化が見られる場合、拭き残しが多くなった場合、ビビリ音が出るようになった場合が挙げられます。
N-BOXのワイパーサイズは年式・グレードにより異なります。カー用品店の適合表や店頭の端末で車種・年式を入力して確認してください。
ワイパーブレードの種類は大きく3種類あります。
・骨格タイプ(従来型):コスト安め・交換簡単。ゴム単体交換も可能
・フラット(フレームレス)タイプ:均一圧力でビビリ音が出にくい・見た目スッキリ
・撥水コーティングタイプ:ゴムにコーティングが施されており雨天時の視界がよい
ビビリ音に悩んでいる場合は、フラットタイプへの変更を試してみる価値があります。
N-BOXのワイパー交換についてはホンダ公式サイトのN-BOX整備情報ページでも確認できます。
ワイパーのビビリ音を防ぐメンテナンス方法
ワイパーのビビリ音を予防するための定期メンテナンスをご紹介します。
定期的なガラス清掃と油膜除去が最も重要です。月1回程度、ガラスクリーナーで油膜を除去することで、ワイパーが引っかかりにくい状態を保てます。
ワイパーゴムの定期的な拭き取りも効果的です。水分を含んだタオルや専用ゴムクリーナーでゴムを拭くことで、表面の汚れや変質を防げます。
長期間使わないときのケアも大切です。長時間駐車する場合はワイパーを立てておくか、ワイパーカバーを使用することでゴムの変形・劣化を防ぎます。
季節の変わり目(春・秋)にワイパーゴムの状態を確認し、劣化が見られたら早めに交換することをおすすめします。
ワイパーゴムのみ交換するリフィルタイプの製品を使えば、ブレードごと交換するより費用を抑えられます。
N-BOXのワイパーがうるさいときのまとめ
N-BOXのワイパー音がうるさいと感じたときのポイントをまとめます。
・ビビリ音の多くはゴムの劣化・油膜・取り付け問題が原因
・まず油膜除去とシリコンスプレーを試してみる
・ワイパー交換後も音がする場合はガラス面の状態を確認
・フラットタイプのブレードはビビリ音が出にくい傾向がある
・ゴムの交換目安は6ヶ月〜1年
n box ワイパー うるさいと感じたら、まず手軽な油膜除去とシリコンスプレーから試してみてください。
それでも改善しない場合はワイパーゴム・ブレードの交換を検討し、モーター音やアームのガタつきが疑われる場合はディーラーへの相談をおすすめします。
正確な点検・修理については、ホンダのディーラーや信頼できる整備工場にご相談ください。